三浦雄一郎

嫁さんが年末から風邪を引いてしまい
基本的に出かけられない。
自宅で過ごすある意味理想的な正月である。
友人もいないので来客もないし。
今日は初売り、福袋、となるところだがそれもない。
寝坊して、朝食なのか昼食なのかわからない食事、
ついでに昼間から一杯飲みながら、箱根駅伝のゴールを見ていた。
さて、
夕刻のニュースで、あの三浦雄一郎がまたまた南米の最高峰の登山をするという。
86歳だそうだ。
前回のエペレストにしても担ぎ上げてもらって、ヘリをチャーターして降りたとか。
もちろん、ある程度以上の体力と経験が必要なのはわかっているが。
つまり老人のわがままを聞くことで金儲けしている人がいるということか。
テレビでは顔を出していたが実の息子が手を引いている。
実際三浦雄一郎自身も息子が助けてくれていると言っているし。
登山家やスキーヤーの肩書でスポンサーがつくほど甘い世界ではない。
この際86歳の三浦雄一郎ブランドでカネを集めようとしたということか。
私が見たテレビ局が食いついたわけで。
登山の世界でもずいぶん前から老害が言われていたが
ここまで来ると老害のほうが正義という感じだな。
日本は超高齢社会、数の論理で老人の勝ちである。
そう言えば
今日のニュースで、介護施設の送迎車が交通事故で
105歳と75歳が死亡したという。
さらに餅を喉につまらせて、というのが今年もニュースに。
良いも悪いも、老人のニュースが中心になっている。
渋谷の馬鹿騒ぎも微笑ましいニュースとなっているのか。