不動産店で「消臭スプレー100缶ガス抜き」

ただのガス漏れ事件ではなかった、という続報。
消臭スプレーは不動産屋ではよく使うアイテムだから
大量にあってもおかしくはない。
おかしいのはその次。
深夜に従業員がガス抜きしていたと言う。
消臭剤だからすぐに腐ることはないし、賃貸物件で使えばいい。
それをあえてガス抜きしていたところに根深い問題がある。
報道ではアパマンショップでは有料で除菌消臭スプレーのサービス。
そのスプレーの出入りは本部で管理しているそう。
空の缶を本部に返還して実績としているそう。
営業所で本来使うべきスプレーを使わずに業務を進めたため
大量に余ったためスプレー缶を空にする必要があり
仕方なく深夜にガス抜きをしていたということらしい。
つまり今回の失火は広い意味で企業ぐるみということになる。
企業としては詐欺の疑いもあるわけで。
テレビでその消臭スプレー缶が映っていたが、業務用らしく見たこと無いデザイン。
多分、中国製の粗悪品ではないのかな。
安い可燃性のガスが入っているし、ものすごく安く仕入れて
賃貸の客に高く売りつけていたと推測できる。
除菌消臭という価値観は個人の感覚に委ねるもので
不動産屋が決めたり操作するものでもないだろう。