増税ポイント5%還元とは

ポイントが貯まるとか、ポイント還元とか、クーポン券とか
政府が言っている増税景気対策とは質の悪いネットショッピングサイトや
店単位のポイントカードと何ら変わりがない。
言っていることはオトクな感じだが結局血税のバラマキでしか無い。
その上、子供が何人以上とか、所得がいくら以下とか
発行した市町村の中小小売店とか、とても複雑。
まあ東大卒の役人が考えそうなことだ。
さらにふるさと納税で問題になったように、私達がオトクな感じになると
横槍を入れる、つまり国民が得なのはいけないというそもそものスタンス。
これまでの流れからすれば、増税でいい思いをするのは役人だけということになる。
だいたい、あの複雑なポイント制度を構築するのにまた何十億円もかかるのだろう。
増税の税収アップからすれば必要経費、
コストパフォーマンスがいいと思っているに違いない。
役人や議員にとっては税金は空から降ってくるもの、という感覚なんだ。
それを増やすのも自分たちのさじ加減だと思っている。
だからあれだけ無駄遣いしたり、ポイント制度みたいな無駄な出費を屁とも思わない。
経済や国民の生活を考えるなら最初から増税などしなきゃいい。
もう一つ。
先日のニュースで年末のボーナスの平均額が90数万円だという。
本当かよ。
世の中でボーナス90万円以上もらっている人が何人何%いるのか。
大卒公務員50歳でも厳しいのではないか。
富の集中、貧富の格差は大きくなっている。
我が家は子供がいないので、低所得ではあるがかろうじて中流でいられるが。
子育てしていればそこそこの所得でも生活は厳しい。
ボーナス90万円以上もらえる人にはわからないだろうけど。
もう一つ
先日のバラエティ番組で女手一つで子育てに苦労したという話。
その女性は子供の頃に両親が離婚して貧しい子供時代。
水商売をしているときに結婚、出産。
ところが、すぐに離婚して貧しい家庭になったという。
自分が経験した貧困を自分の子供にそのまま経験させたということだ。
苦労したというより、子供に貧困を伝えたに過ぎない。
残念ながら連鎖してしまうらしい。
よく「子供のために離婚しないで我慢していた」とか
「家族のために会社を辞めずに頑張った」いう話をきく。
我慢ができないから貧困なんだな。
なんだか私のことを言っているようで恥ずかしい。