雇用延長70歳と人手不足と

安倍首相発の70歳までの雇用もニュースになったばかり。
文字通りに解釈すれば人手不足と雇用延長でチャラになるはずなんだけど
そういうわけにもいかないらしい。
理由は簡単で年寄りは役に立たない。
正確に言うと、その職場、その職種、その業務なら現役だが
ちょいと違うところ違うことをやるとなると役には立たない。
そんなことは私も同様だが。
それでも私はこの十数年毎年転勤の辛い環境にも耐えてきたが。
さらにそれなりの立場に上った年寄りは経験という頭脳はあるが
身体が思うように動かないことも多い。
昨日もテレビで見たが障害者の雇用も同様。
単純な誰でもできそうな仕事をずっとやらせている。
あまり身体を動かさず、誰でもできそうな仕事など限界がある。
サービス業など身体にきつくて、客相手で多少は頭を使う職種には
老人も障害者も向いていない。
建設業などは接客はないが、ミスがそのまま人命に関わる。
老人や障害者に若い命を預けられないし。
結局、残り少ないインドアの単純作業しか雇用が生まれない。
サービス業や建設業は絶対的な人手不足で外国人労働者が必要。
さらに老人と障害者にやらせるべき仕事はAIやロボットが取って代わる。
人手不足と雇用の創出は両刃の剣でもある。
さらに
雇用延長は年金問題の一策。
AI活用は企業の人件費削減。
障害者雇用は有無言わせぬ聖域、絵に描いた餅。
外国人労働者は業界の最後の選択肢。
それぞれが違う理由で雇用問題を進めているので噛み合うことはない。