高須クリニックと医学部入試問題

高須クリニックの高須氏がSNSで持論。
「医師の家庭に育った学生は医師になる心構えができている。一次試験で学力がクリアーできているなら大学が見込んだ学生を選んでもいいではないか。昭和大学の現役国家試験合格率は100%だよ」
「誰を入学させるかは大学に決めさせればよいではないか。文部科学相はおせっかいだと思います」
というニュース。
SNSが普及してから特にだが、他人のことをけしからんと首を突っ込む輩が多い。
就職試験や入学試験は現場の試験管が合否を決定するもので
他人がどうこういう筋合いのものではない。
また、公務員試験や公立学校入試ではそれなりの公平性が必要だと思うが
一般企業や私立大学は独自の判断になるのが普通だろう。
どんな会社でも大学でも変なやつは入れたくないのだよ。
例えば、犯罪に走る人、他人を貶めるような行為をする人、
そもそも向いていない人、続かない人。
事件が報道されると、「卑怯だ」「許せない」「クズだ」などと叫ぶ人。
被害者や関係者ならそれもありだが、関係ないのに我が事のように熱くなる。
なんだか一部自分のことを書いているようで背筋がムズムズするが。
私は高須氏に賛成。
国立大学は研究に私立大学は臨床にと棲み分けすればいい。
国立は能力点数で優秀な学者になるべき若者を。
私立は人物本位、即戦力の医師になるべき若者を。
どんな人材を欲するかは現場が決めること。
ペーパーテストだけで決めるほうが間違っているのだ。
なんでも点数優先で、という人のほうが実は不公平で曲がった見方かもしれない。