家族数名死亡の自動車事故

15日午前0時15分ごろ、岡山県美作市中国自動車道下り線で、
追い越し車線に停車中に追突されて子供2名死亡。
気になったのは追い越し車線に午前0時に停車していたということ。
自損事故を起こした直後らしい。
高速道路の追い越し車線で自損事故とは、高い確率で居眠りだろう。
運転中に寝てしまうというのは、一種の病気だ。
眠くなるのも病気、無呼吸症候群はその一例。
もっと問題なのは眠るほど眠いのに運転を続けているという病気た゛。
薬物依存アルコール依存と同じくらい重い病気だ。
その証拠に子供2名の命を奪った。
次に
15日午前4時40分ごろ、北海道森町の国道5号で、
乗用車と大型トレーラーが正面衝突、両親と子供1名死亡。
こちらは相手がいる事故だが、カーブではみ出してきたらしい。
居眠りの可能性が高いそうだ。
今の自動車は衝突安全性が高く、とは書いてあるが
事故後の映像を見ると2列めシートまでむき出しになるくらい
前部が大破していた。
相手との相対速度もあるが時速80キロ近い速度で突っ込んだのではないか。
カーブの多い一般道の走行で居眠りとなれば、このくらいの人的被害は出る。
次に
14日午後11時20分ごろ、愛知県大府市知多半島道路下り線で、
同市会社員、萩原雅之さん(50)運転の乗用車が中央分離帯に衝突。
これも道の真中でぶつかるという自爆。
次に
7月5日午前8時25分ごろ、1歳次男を抱っこひもで前に抱え、
左手首に傘を提げた状態で電動自転車を運転中転倒。抱っこした1才児死亡。
これも自爆。なんの落ち度もない子供が犠牲になった。
当時もうひとりの子供を自転車に乗せていたという。
近所でもそういうお母さんを見るが、子供二人乗せて電動自転車はかなり重い。
駐輪場から出すときなどフラフラしているのを見る。
昭和20年代30年代の古い道路交通の法律を頑なに守っている警察が
スカッと自転車3人乗りを認めたのは納得できない。
例の少子化子育て支援の圧力があって法案が通ったことは容易に想像できるが。
というわけで
子供たちは親を選べない。
さらに1歳2歳の幼児が「お父さんの運転は危なっかしいから乗りたくない」
とも言えないだろう。
子供の命を守れるのは親、大人しかいないのである。
ところが、煽り運転などの予期せぬ事故ではなくて
親自身の重大な過失による死亡事故は他人事とはいえ看過できない。
「こんなことは初めてです」と言い切る人は多いが
自分の家族を何人も殺してしまうような事故を起こす前に
何かしら兆候はあったはずなのである。
一時停止は必ず守る、いつも制限速度で走って後ろに渋滞をつくる
だから私は安全運転だ、という運転に自信のある人が結構危ない。
バッティングセンターで80キロ程度のボールをバットに当てられない人が
クルマを80キロで運転するのもかなり危ないと思う。
速さに目や身体がついていかないのだからね。