環境省:地球温暖化予報

環境省は、今世紀末に地球温暖化が極端に進んだ場合の気象予測をまとめた動画
「2100年 未来の天気予報」をウェブ上で公開した。
動画では気象予報士が架空の「明日の最高気温」を伝え、
東京で44度、大阪では43度などと予想。
というネットニュース。
まあ、小学生でも夏休みの自由研究でかけそうなくだらねー未来を
年収1000万の人たちがせっせと作ったというから驚きだ。
もちろん、このニュースの締めは
同省は「動画を活用し、温暖化の脅威について理解を深めてほしい」としている。
うーん
温暖化の原因をどうやら自然現象としているふうなんだけど。
温暖化は人間が原因、特に3.11以降の日本は温暖化を進めている。
政府や業界は低燃費、高効率をうたっている。
確かに自動車にしても火力発電にしても燃費は30年前の20から50%は良くなっている。
しかしである。
自動車の保有台数は頭打ちだが、電気に関しては増えているわけで。
なんたって、あれだけでかいビルをバンバン建ててすべての部屋が
エアコンが効いているわけで。
いろいろな機械の高効率技術だから良いと言っているが
エネルギーの消費量はどんどん増えているわけで。
原発を止めてからは環境負荷は一段と強まっている。
80年後は4度から5度は気温が上がるという推定だが
ニュースを見る限りそれを受け入れろ、という論調だな。
なんとかしようとは思っていないようだ。
その証拠が猛暑における報道にある。
水を飲め、エアコンをつけろ、である。
自動車に乗るな、とか、お祭りや花火をやめろとは絶対に言わない。
水をまいて気温を下げようというパフォーマンスは見たが
ある地区の電気や自動車の使用量を減らして環境への影響を見ようとはしない。
地獄の沙汰も金次第、ということだ。
もう一つ
沖縄の普天間基地移設問題。
知事が死んで混沌としている。
驚いたのが、政府の動き。
なんと辺野古の工事を一時的に中断していると言う。
理由は簡単で知事選挙のためだと。
あれだけの猛反対でも「決まったことなので粛々と進める。」と豪語しておいて
選挙となるとスカッと中断するという。
政府の優先順位が自ずと明らかになるね。
もちろん沖縄県民の優先順位は下から二番目。
環境負荷は最下位ということで。