水害で

週末の情報番組で、広島の豪雨被災地で
50基以上の水害の碑があるというネタを見た。
日付は明治40年ぐらいか。
100年ちょっと前である。
私がここでよく書く災害100年周期説とも合致している。
レポーターは被災者にマイクを向けて
「災害の碑があるのを知っていたか」と問いただしていた。
書籍以外の記録メディアがなかった時代
周知するには石に文字を彫った石碑を目立つところに置くしかなかった。
100年経って、石碑の近くに住んで、水害で家を失ったり
命を失う人が多数出てしまうというのはなんとも。
もう一つ
これまた週末の情報番組。
老人と熱中症というネタ。
老人、特に独居老人のオタクに訪問してエアコンや生活を見る。
「わたしゃ、クーラーなど使わないよ。
あれつけると調子が悪くなる。」
という老人が多い。
私の父もそのタイプだった。(最近はいろいろな情報のおかげで変わった)
こういう老人は自慢したいのである。
一つは私は我慢強い。
二つ目は私は繊細なんだ。
三つ目は文明の利器に頼らなくても生きていける。
面白いのは80ぐらいのじいさん。
こまめに水を飲んでいると同時に熱中症対策で塩をぺろりと舐めているそうだ。
このじいさんは高血圧を発症していて降下剤を処方されている。
このVTRを見ていた医師は「死んじゃうよ」と忠告。
日本国憲法では個人の自由権を保証している。
自由権は、基本的人権の分類の一つであり、国家から制約も強制もされず、
自由に物事を考え、自由に行動できる権利のことをいう。
この猛暑の中でエアコンを付けるかつけないか、水を飲むか飲まないかは
国家から強制されるものではない。
やりたいようにやらせておけばいいのである。
週末の情報番組の高齢MCが
免許の更新するにも○○検査が必要で、その予約がなかなかとれない
さらにそれ以外にも正規の手続きで2日取られてしまう。と嘆いていた。
高齢問題はどんどん深刻になっていく。