五輪音頭を歌おう

東京五輪2年前とのことで、テレビを見ていると既にお祭り騒ぎ。
災害に苦しんでいる人もいるから不謹慎、などと不謹慎狩りをするつもりはないが。
いろいろな意味で飽和状態の東京に世界中から人を集めてどうするつもりなのか。
交通や宿泊などの見通しを立てているそうだが
お役人の見通しと予算ほどいい加減なものはない。
ポイントは見通しが全然だめだった場合に誰も責任を取らないこと。
だから、オリンピックありきの適当な数字を並べていれば給料がもらえるわけだ。
逆に「これでは危ない、実行不可能」などと本当のことを言えば左遷だろうな。
次に
特に今年多く言われていることだが、この気候である。
梅雨明け直後の東京で運動をやるというのがなんとも。
50年前のように10月中旬でちょうどいい。
温暖化が進んだ今では11月くらいがちょうどいいかも。
五輪音頭で浮かれている連中にはどうでもいいことなんだろうね。
そもそもがまともに運動したことないような人たちが決めているフシがある。
テレビも多額のおカネを投入しての放送権、
いまさら水をさすことも言えずに、楽しみだと浮かれたことしか言えない。
さらに
マスコミと企業と行政が総出で五輪音頭である。
権威のある評論家やニュースキャスターも音頭をとっているのみ。
絶対とは言わないが、高い確率で直前に梅雨末期の豪雨災害が起きるだろう。
数年前に関東でも茨城で水害が起きたが都心に直接の影響はなかった。
しかしながら、都心付近に水害が起きないという保証はない。
週末に関東に来る台風。風水害は夏の時期は常に心配だ。
さらに、
通勤通学している人ならわかるが
ちょいと電車が5分10分遅れると各駅とも大混雑。
車両故障や停電などで1時間2時間運転見合わせとなれば
直通運転している路線を中心に大混乱になる。
各駅で4カ国語で駅員が放送してくれるのか。
そのときになって、五輪音頭を歌っていたキャスターや評論家は何と言うつもりなのか。
本気で心配すると左遷され、浮かれていれば仕事が続く。
マスコミも行政も守銭奴ありき、信用が置けない。
唯一、安心していいのは大規模なテロが起きないことかな。
今のところ。