強烈な暑さ

朝から体がとろけるような暑さである。
私は休日なのでひたすら部屋の中でじっとしている。
友人から修理、工事の仕事をしているとラインがあった。
梅雨明け直後はしばらく猛暑というのは珍しいことではないが
関東地方は6月から暑さに悩まされている。
毎度ここで書いていることだが
豪雨も猛暑も温暖化、その原因は日本人のエネルギーの大量消費である。
多くのコメンテーターが「温暖化」とは言うが
私達日本人のエネルギーの使いすぎ、とは絶対に言わないな。
公共の電波でこの常識を言ったらその場でクビだな。
自動車やエアコンが無かった時代と今とでいろいろなデータを比べてみればわかることだ。
その検証をしている番組や記事を見たことがない。
環境や人命より、何よりも大切なのは経済、おカネなんだ。
国家予算にしても、どれだけ赤字財政だと叫ばれても箱物などをへらすことなどしない。
教育予算はずいぶん削ったけどね。
原発ありきで京都議定書など環境優先のような政策もあったが
3.11で環境ありきの政策は吹き飛んだ。
政府が環境問題を言及することはこの数年聞いたことはない。
もう一つ
1982年長崎大水害
梅雨前線に向かって湿舌と呼ばれる線状降水帯が長崎市内を襲った。
時間雨量200ミリというとんでもない水が長崎の坂の町に降り注ぎ大変な被害が出た。
梅雨末期は起こりうる気象条件だが、例外もあるにしろ
湿舌は海から襲うものだった。
ところが最近では内陸で梅雨末期の豪雨災害が起きることも増えている。
特に瀬戸内海周辺などは小学校で習うように雨量が少ない地域なのだ。
それが今となっては広島など数年に一度の豪雨災害。
自然の災害ではないことは小学生でもわかりそうなことなんだけど。
もう一つ
解決法はかなり簡単だが大きな痛みを伴う。
まず、ガソリンと電気料金を今の2倍程度に値上げする。
さらに、電気は計画停電を匂わせて総量規制を行う。
これだけで環境は劇的に良くなるだろうが、景気は壊滅的に悪くなるだろう。
何度も言うようだが、地震は人間の力ではどうしようもできないが
気象はある程度までは人間の力でコントロールできる。
東京千葉埼玉神奈川で大停電、個人の自動車の通行が禁止されれば
その日の夜から熱帯夜はなくなり、網戸で快適に睡眠できるだろう。