6月30日ロケットとオスプレイ

梅雨明け2日目、朝から猛烈に暑い。
数分外にいると汗が止まらなくなる。
昨夜は今季初、エアコンつけっぱなしで寝た。
せっかく先週つけた日よけの布シートだが
パタパタうるさいので窓に貼り付けるような張り方に変えた。
おかげでベランダへの出入りがやりにくい。
もう一つ
爆発音 ホリエモンロケット落下、観覧席に沈黙
というニュース。
世の中なんでもうまくいく、失敗すると他人のせいにする風潮が強い。
小学生などは学校で失敗するとすぐに泣き出したり
親が乗り込んできて「先生が悪い」となる話を聞いたことがある。
おとなになると、お店が悪い、営業マンがちゃんと説明しなかったなどと
言いがかりをつけるクレーマーは今となっては日常のこと。
特にこの手の輩の共通点は学問がないことだ。
研究開発を手がける人たちは失敗の連続なのである。
下手すれば今まで自分のアイデアや学説が一度も認められたことがない
というおとなだってそれなりにいるかも知れない。
研究開発、新しい技術というのは失敗することが前提なんだな。
それを1度2度失敗したくらいで、「だからダメなんだ」と偉そうに評価する輩がいる。
私の嫌いな人種だな。
もう一つ
先日職場で「オスプレイは事故が多いのか」と聞かれた。
これまでの経緯を調べてみると少なくはない。
ところがである。
あの機体は全く新しい考え方で開発された新しい乗り物だ。
これまでの技術の応用でできる機体とは出発点が違うのである。
それをちょいと事故が多いから「だからダメなんだ」というやつが嫌いなのである。
業界にちょいと詳しい人に聞いた話では
エンジンごと角度を変えるように動かすのはいかがなものかと。
できればプロペラだけ角度が変えられればいいのだけど、との話。
似たような話としてトムキャットのような後退可変翼の機体もすぐに消え物になってしまった。
理論としては面白いのだけど
揚力を得て機体を空中で支える主翼が可変するための一点で支えられている
と言うところにそもそも無理があったと読んだことがある。