サッカーW杯

テレビをつけると、サッカーの日本戦があと数時間でキックオフ、
というネタで埋め尽くされている。
スポーツに興味がない私にはもううんざりなんだけど。
選挙と一緒でマスコミが無理矢理盛り上げるというのが定番らしい。
選挙は開票1%で結果がわかってしまうが、サッカーは終わるまでわからない。
まだましか。
マスコミが騒ぐのと渋谷の騒乱はよく似ている。
騒ぐのが目的で、それ以上がない。
ひたすら「にっぽん」と騒ぐだけなんだな。
これだけ価値観の多様化と言われているのに、多くの人が右へならえだ。
若者の選択肢は私達が思っているほど多くも広くもない。
5インチのスマホの画面が楽しみの9割という感じだな。
旅行もしないしクルマも買わない。ただ画面を見ているだけだ。
その中にサッカーがあるのだろうか。
古い話で恐縮だが
私の子供の頃、巨人大鵬卵焼きという言葉があった。
王長嶋というスーパースターに世の中が熱狂していた。
新聞などの紙媒体とテレビ・ラジオしかなかった時代の話だから
今と比較するのは乱暴だが、イベントとしての熱狂ではなかった。
スパースターの存在は大きかった。
相撲は90年代の若貴ブームがピークとなる。
マスコミも自称サポーターも乗っかっているだけ、というのがなんとも。
先日のテレビで一昔前のW杯で若手だった城選手が活躍できずバッシング
というネタを見た。
所詮にわかサポーターなど勝てば歓喜、負ければ魔女狩りというパターンだ。
どこの国も似たようなものだそうだが。
個人的には当然サムライブルーを応援しているが
予選敗退で早く静かになってほしいという一面もある。
何度もここで書いているがサッカーに興味がない。
大騒ぎしている連中の9割も普段はサッカーなんて興味ないのではないかな。
ニュースのアナウンサーや情報番組のコメンテーターも
去年の今頃、Jリーグの試合や選手を熱く語っていたという記憶はない。