のぞみに人がぶつかる


駅周辺では人身事故はいくつかあったような気もするが
駅間の走行中の人身事故は珍しい。
当然のことながら、速度が出ているわけでぶつかれば木端微塵だ。
不思議ポイントその1
写真で見る限りノーズのカバーが壊れている。
私の記憶ではここに連結器が入っている。
ノーズが壊れてここに一気に250キロの風が入ってくるわけで
何らかの支障が出て、運転手も気づくと思われるが。
東北新幹線などで連結して走行するシーンを目にする。
連結器がむき出しのまま300キロの速度で運転する。
つまりこの部分に強い風が入っても気密に問題無しの構造なのか。
不思議ポイントその2
博多から東京までののぞみだそうだ。
写真を見るとN700系ではなくて700系だな。
博多までの通し運転ののぞみは300キロ運転のN700とばかり思っていたが
元祖700系もまだ現役だったのだね。
もうすぐN700Sがデビューだそうで、今回の事故が引退時期を少し早めてしまったか。
調べたポイントその3
先日の新幹線車内での殺傷事件は血で汚れた程度の損害だったが
2015年の車内での焼身自殺事件では当該車両は炎でダメージを受けて
その後廃車になったそうだ。
そして、1年後に同じ車体番号の車両を製作、試運転が行われ、
7月30日の「のぞみ205号」から営業運転に復帰した。
新幹線は世界に誇る技術、日本の大動脈であるわけだが
そういうところで自殺したいという人も少なからずいるようで。
新幹線に限らず、公共性の高い場所での自殺はぜひともやめて欲しいものだ。
多くの人が大迷惑をするからやめてほしいとお願いしても
自殺志願者は聞く耳持たない。
他人の迷惑などクソくらえと思っているのだろう。
まあ、そういう心がけだからトラブルを抱えて自殺したくなるのだろうけど。
困ったものである。