フューリー、映画批評

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陸軍マニアの先輩にすすめられて借りて観た。
話はフィクションなんだろうけど1945年4月を忠実に映像化している。
基本は戦車の映画なんだけど、限りなくリアルである。
資料を読むとドイツ軍のティガー戦車は借りてきて撮影したとある。
私らの世代は中高生の頃に1つは戦車のプラモデルを作った世代である。
私はそこまで戦車が好きなわけではないが、戦車好きにはたまらない映画だろうな。
戦闘シーンも砲弾、弾丸が飛び交う、身体に命中するシーンもきっちり。
日本人の製作者が一番苦手な分野なんだな。
ラストに一両の戦車がドイツの大群と、ということになる。
ありえないとか嘘くさいと批判する書き込みも見たが
大戦時の戦車の重要性がよくわかる。
今の時代の戦闘で戦車はどこまで有効なのかはわからないが。
ブラッド・ピットもいい味出していた。
大戦では連合軍が勝って、三国が負けたことになっているが
どちらの兵士も大変な思いをして死んでいったわけで。
2014年