バトルシップ、映画評


軍艦好きの先輩にすすめられてDVDを借りて観た。
2013年。
ストーリーは完全にB級、
落ちこぼれの主人公、宇宙への通信、エイリアンの来襲、
ところがである。
話の取っ掛かりはハワイの軍事演習、リムパックから始まる。
ここで、日米の主力艦が登場するわけで。
エイリアンに立ち向かうのも、現役艦船の攻撃力で対応。
エイリアンはSFだがも地球側は現代の海軍力をリアルにトレースしている。
ラストは大戦時の軍艦ミズーリ
前半に出てきた退役軍人の伏線がここにあった。
戦艦はかっこいい。美しい。
と思わせるCGがいけている。
なぜ宇宙を移動できるエイリアンが海上だけで行動するのか、
などなど、話のあらを探せば無数に出てくるのだけど
よくできた軍艦の描写で良しとしようではないか。
ユニバーサル100周年ということで2億ドルかけたとなっているが
おカネの使いみちをもう少し考えたほうがいい。
裏を返せばアメリカ人はこういう話がお好みということか。