怒り、映画評

先週末から録り貯めた映画を見ている。
先週末に観た「怒り」
公開はもう一昨年になってしまうが
当時妻夫木聡が宣伝でテレビに出まくっていたね。
このときは妻夫木が同棲愛の役どころということで話題になった。
見る人が見れば「その設定は素晴らしい」というのだろうが
このストーリーに同棲愛のシーンはいる??と思ってしまった。
それ以上に3つのストーリーが同時進行なんだけど
殺人事件とのつながりが私には理解できなかった。
多分、そういう設定で作られているのだろうけど。
出てくる役者が一線級の有名な人ばかりで演技は素晴らしいのだけど
複雑なストーリーの作り込みが追いついていないというのが実感。
142分の大作なんだけど、役者におんぶにだっこの状態で感情移入が難しかった。
原作、脚本家は5時間ぐらいの映画にしたかったのだろうか。
映画評、書評を見ると原作を読んでから映画の方がいいみたいで。
原作のコメントも登場人物が多くてわかりにくい、というのがあった。