今日のニュース

今日は社会人には身につまされるニュースがいくつも。
ひとつ
佐川国税庁長官が辞任
トカゲの尻尾である。
問題の発生時期の責任者、長官になったものの。
長官にしてもらった代償として引責辞任
誰の責任をかぶったかは明らか。
こんな汚れ役を演じるのも、頼んだ相手からの密約があったからだろう。
これも役人、官僚の生き方なんだな。
責任をとるということは、それなりの責任がある地位であるということ。
それなりのおカネと、今後のお仕事の約束があってのことだろう。
もう1つは
米朝トップ会談
素人考えでは、北朝鮮のカードがなくなったということだな。
核とミサイルというカード2枚しかなかったわけだが。
ロケット技術はそれなりだったかもしれないが
核エネルギーの制御はそう簡単にできることとは思えないし
莫大なカネがかかるはずだし。
大戦時のドイツのように、ジェット機もロケットも核エネルギーも
それなりに開発できたのだけど、それ以上もなかった。
北朝鮮はそんな状況だな。
まだ戦争状態ではないから、ドイツのように(日本のように)
破滅に向かって行く必要はない。
おまけに相手はバカ単純なトランプである。
逆にやりやすかったのではないか。
悲しいのは、蚊帳の外にならないようにと、
安倍首相がトランプと急接近しようとしていること。
もう1つ
3.11からみ
福島原発廃炉に向けて、暗い見通し。
原子炉内のメルトダウンした燃料を取り出す手段がないという報ステ
アメリカのスリーマイル島原発事故の廃炉処理の関係者が語った。
2011年に大事故となったが、それ以降環境に影響する事故はない。
つまり安定している。
この際、多額のおカネと作業員の被曝リスクをかけるよりは
何十年かほっておくのが得策という。
もうああなっては人間がどうこうできる話ではないということだ。
地震や火山噴火の予知ができないように、技術には限界がある。
放射線量が下がる、技術が進歩する、のを待つという選択肢。
絵に描いた餅の廃炉処理が30年、どうせ30年でできるわけないのだから
最初から30年待つ(放置)というのも現実的、合理的な判断。
まあ、世論の反発は目に見えているが。