トヨタの2リットルターボ

最低気温がマイナス3度とか路肩の雪がとけないとか
バイク通勤には暗黒の時期である。
さて、
先週末に久々の自動車試乗。
トヨタクラウンアスリート2Lターボ。
随分前に発売したものだが、乗る機会がなかった。
というか、営業マンが私はクラウンなんかに興味がない、と
勝手に決めつけていたようだ。
まずエンジンの評価から。
パワーはクラウンにとってはやや物足りない。
フル加速は必要にして十分なんだけど。
ロイヤルならこの程度でいいかもしれないがアスリートだと
バランスとしてはアンダーパワーかな。
その根拠となるのがドッカンターボ。
今どきドッカンターボかあ??。と思ってしまう。
VWの1.4ターボの方がパワーの出方も洗練されている。
ダラダラ流れている道路でもアクセルを踏むとドッカンと加速するので運転しにくい。
スバルのEJのような感じかな。
VWボルボのターボをもう少し研究して欲しかった。
ブレーキやサスは及第点、乗り心地がいいだけでなく
ロールを抑えフルブレーキでも姿勢が安定している。
やはり日本の道路を走るのならクラウンなんだろうね。
このエンジンはレクサスRX300やハリアーに積まれたわけだが
ダウンサイジングの恩恵はあまりないだろう。
この乗り味では燃費も期待できないし、加速も直線的ではない。
高級車のエンジンとしてはイマイチ。
ただし、だからダメというわけではない。
CHRやマークXなどに積めば面白いと思うよ。
特に売れ筋のCHRにはテコ入れが必要だし。