35億

スーパーコンピューター開発会社の社長らが国からの助成金をだまし取ったとして逮捕された事件。
それも特捜部が動いて経産省の役人から事情聴取。
被害総額は35億。
大事件ではないのか。
ところが、ニュースを見ていてもプロ将棋の少年の話が先。
下手すれば報道なし。
はれのひ事件は被害総額2億円で連日の大報道だったのに。
マスコミはこの手の事件に腰が引けているということだ。
それも役人が絡んでいる。
マスコミが大好きな警官や教員のちょっとした不祥事も大々的に報道するのに。
これも報道の自由なんだろうね。
もう一つ
役人が詐欺グループとつるんで35億である。
すでに予算配分がおかしい。
いつも言われていることだが、日本の教育予算は後進国並。
近所の公立学校も建物の色だけ見れば廃墟だ。
トイレの大半は和式便器だとか。
本来そういうことに頑張るべき文科省の役人は
教科書会社や予備校とつるんで定期的に教育改革だとか
大学入試制度を変えるという不毛なことに夢中で。
役人も金のなる木しか興味がないようで。