責任は取りません

ほっともっとに車突っ込む 84歳男性、踏み間違えか
と言うニュース。
先日、池上彰の番組でやっていたが
高齢者事故は実は横ばい。
ところが事故の総数が減っているので、割合としては増えていると言う。
せっかく大事件という論調で報道しているのだから
おせっかいな取材をきちんとして、責任の所在をはっきりさせるべきだな。
一つは免許更新を認めた人。
どうせ警察OBの高齢者が担当しているのだろうけど。
基本的にこういうじいさんに免許を与えたわけだから
職務怠慢、基本的に解雇だな。
どうせ再雇用だろうから、解雇になっても生活にちょっと困る程度だ。
実はこういう公務員が増えているから、質が落ちているわけで。
一つは家族だ。
こういうじいさんに運転させていたわけで。
多分、数か月以内でも接触事故など起こしていたはずだ。
家族がいない独居老人なら、役所の担当が職務怠慢になる。
その辺の責任の所在を報道ではっきりさせるべきだろうね。
もう1つ
この脳がイカれたじいさんの話は置いといて
60前後の比較的若い部類の老人でもこの手の事故のニュースがある。
特に高速道路の事故は悲惨な結末。
今の免許制度、警察の道路行政の考え方が限界なんだ。
とにかく安全運転はゆっくり走ることに尽きる。
道路を走っていると各駅停車のように信号に引っかかることが多い。
わざと、引っかかるように信号のタイミングを設定している。
止まっている時間が長ければ事故をおこす確率は減る。
おかげで道路が渋滞すれば速度は落ちて事故は相対的に減るだろう。
それを良しとしているから、根本的な解決にはならないし
この手の破滅的な事故をおこす奴らが減らない。
フル加速やフルブレーキを経験しないまま60、70になっているドライバーは多い。
寒い雨の日に時速80キロからフルブレーキをかけたらどうなるか知らない人が多すぎる。
コーナーからの立ち上がりでアクセル全開、
すぐに次のコーナーでブレーキング、という経験をしていない。
だから、平気でアクセル全開で壁に向かって行くわけで。
やばいとすぐにブレーキを踏めないのだから仕方がない。
さらに、こういう運転不適合者のために自動車のほうが勝手にブレーキをかけてくれると言う。
一見いい話のようにも見えるが、要するにそういう脳がおかしい人が
子どもたちの歩いている道路を運転するのを許すということだ。
それで子供をひいてしまえば「安全装置が働かない」と責任をメーカーになすりつけるのだろう。
世も末である。