フレイルはメタボより危険

言葉の意味がわからない。
フレイルって何??。
記事で定義があった。
フレイルの条件
=以下のうち3項目以上に該当、65歳以上の調査
(1)体重減少(半年以内に2~3キロ以上)
(2)握力低下(男性26キロ未満、女性18キロ未満)
(3)「自分が活気にあふれている」の質問に「いいえ」と回答
(4)歩行速度が毎秒1メートル未満
(5)外出が1日1回未満
という。
メタボはガンや循環器系の病気にはかかりやすいが
フレイルは認知症といった要介護認定を受けたり死亡したりする危険性が
74歳までの前期高齢者で3.4倍高かった。
うーん、私のようなメタボが長生きするとは書いてはいないが
介護を受けながら生きながらえるという理想とはしない老後は避けられるということか。
実は体型よりもDNAの方が相関関係は高くなるようにも思えるが。
早い話が脳が死ぬ前に身体が死ぬのが理想ということだ。
もう1つ
メタボに関わる病気は少しづつではあるが医療の進歩で克服しつつある。
ところが、認知症などの脳に関わる病気はなかなか突破口が見えない。
脳出血脳梗塞は長嶋監督のようにああして生きながらえることは可能だが
認知症はメカニズムは解明されつつある状況。
統計を取れば記事のような結論になるのだろうな。
もう1つ
そのDNAの観点から見ると
私の家系、血筋には認知症は皆無である。
死んだ人の病気を見ると、ガンや心臓病や老衰など。
老衰で眠るように死んでいった祖父母は幸せである。
最近は私をかわいがってくれた90の大伯父がこたつに座ったまま静かに死んでいたそうだ。
嫁さんの家系は循環器系の病気が多い。
が、脳梗塞で死んだり手術したりする人はいたが認知症はいない。
今のところ、恵まれたDNAの血縁関係である。
もう1つ
私の世代でも意見が別れるのが、死後の扱い。
墓をどうするのか、葬式をどうするのか、真剣に考えているとイトコから聞いた。
私や嫁さんは死んだらおしまい、というタイプ。
孤独死だろうが、腐乱死体で見つかろうがどうってことはない。
さらに、どこで燃やされようが、どこに埋められようが気にしない。
私らは死んだらおしまいと思っている。
ところが、イトコだとか親とかは「死んだら○○」といろいろ決めているようだ。
どんなに自分で決めたところで、死んでしまったら自分では何もできない。
それを残された子供などに死んだあとにあれこれ強要するのは私らの流儀ではない。
どんなにお金持ちだろうが、地位や名声があっても、死んでしまえば何もできない物体なんだ。
死んだあとまで、自分の意向やプライドを後輩に押し付けるのは美しい死に方ではない。
さらに死んだあとに、自分の本意ではない葬儀をされたとすれば、
それがその人の人生の評価ということだ。
どんなに偉い人でも死んでしまえば腐敗した肉と内臓。
焼いてしまえば炭酸カルシウムか酸化カルシウムである。
そんな物体に決定権もプライドも無いのである。