寒い

先週は南の方へ中期出張だったため、疲れと気温差に体調が戻らない。
その上、実母と義母が相次いで入院手術騒ぎがあって
病状は大したことはないのだけど、適度に忙しい。

さて、冬将軍到来とのニュース。
大変な寒さだという論調なんだけど12月上旬の寒さだそうで。
今は11月後半、2週間程度の差でしかない。
そもそも、自然の気象が常に平年並みで推移するわけがないわけで。
寒くなります、程度の報道でもいいと思うが。
次に、日産スバルの完成検査不正。
前にも同じ事を書いていることだが。
随分前から行われていたこと。
ところが、これが原因による事故などの報告は今のところ聞いていない。
検査は安全上絶対に必要なことだが、資格があるかどうかは後付け設定なんだな。
安全であればいいわけで。
安全の担保はメーカーが負う。
だから、必要ないだろうという議論には絶対にならない。
この完成検査とは車検制度の一部だからだ。
今どきのクルマが2年検査をしないと危ないなんて誰も思ってはいない。
また、故障する箇所もあるだろうが、もし、すべて車検で発見されるのなら
世の中から故障車などなくなっているわけで。
定期点検で済みそうな話なんだけど。
ところがこの車検制度の否定は車検制度にぶら下がっている何万という
修理工場が潰れ関係する多くの人が路頭に迷うことになる。
必要悪と関係者は思っている。
というのが、特にピカピカの新車を送り出している現場では強く思っているのだろう。
クルマの安全性は資格を持った検査員が担保するものではないということだ。
さらに
今となっては、ディーラーに修理整備部門が必ずあって機能している。
街の修理工場というのは淘汰されていく傾向がある。
熟練工みたいな人は減る一方だろうし
電子化された平成のクルマには修理や整備はマニュアル化して熟練工の必要が減っている。
そういう熟練を知らない平成世代(昭和55年以降生まれくらいか)が主力になる頃には
その傾向がいよいよ強くなると予想している。
車検制度はいよいよ形骸化してただの納税となるだろう。