自宅庭のデゴイチをあげます

自宅の庭に置いてある蒸気機関車(SL)の引き取り手を、千葉県白井市柏市職員、
山崎正夫さん(64)が探している。
SLファンだった亡き義父が41年前に約700万円で購入したが、
山崎さんにとっては「維持費がかかって大変」な存在。
運び出して庭を更地にする費用を出してくれるなら無料で手放すという。
というツッコミどころ満載のニュース。
ニュースコメントでも多くの人がツッコんでいた。
第一位
何と言っても「更地にする費用」である。
他人の土地の工事費用まで支出させられて「無料で」というのはなんとも。
第二位
ということを堂々と世間に公表したのが柏市職員という。
なんだか公務員がますますセコい人たちのように見られてしまう。
第三位
もともとの持ち主が義父と書かれている。
つまりが婿養子だ。
それも首都圏郊外にSLが置けるほどのお家のようである。
市役所で9時5時で仕事をして、カネの心配もない生活。
そんな苦労知らずの人間だからこその「更地にしろ」なんだろうな。
同率第三位
64歳柏市職員
企業でも公務員でも定年は60歳だが、65歳まで仕事を保証している。
悪い話ではないが、このおじいさんおばあさんのために
就職できない若者がその数だけいるわけで。
それもまさにその人達の子供の世代になる。
大半の60代は能力もあってやる気もある。
だけど一部の60代の人はこんな感じで無理して働かなくてもいい。
自宅にデゴイチが置けるような人は若者の就職のじゃまをしないで
農業や駐車場などでおカネを稼いで欲しい。
しかしである。
本人にしてみると大変な立場であることは私にもわかる。
自宅に120トンのデゴイチがあるのである。
クラシックカーなどを持っている人ならわかるが
置いとくだけでカネがかかるのである。
さらにデゴイチを勝手に解体クズ鉄にしたものならマニアに何を言われるかわからない。
ある日起きたら建物ごと消えていた、というのが理想なんだろうな。
義父の迷惑な遺産に翻弄されているのだな。
せめて鉄道に興味があれば救われたのだろうけど。