レット・イット・ビー

今日はビートルズとは違うところでよく聞いた言葉だった。
let it be
訳 あるがままに
となっているが、個人的な意見としては違う気がする。
let にはもう少し強い語意があるかと。
訳 なるがままに
少し毒のある訳だが、イメージとしてはこっちに近いかな。
少しネガティブな状況で「無理すんな」という感じだ。
訳 ほっといてくれ
1969年当時(1968かも)、ポールがこの詩を書いた時(クレジットではジョンが作詞)
ビートルズはグループとしては末期、4人が揃って演奏することはなく
ライブは2年前からやめているし、
ポールとジョンの不仲も取り沙汰されているしソロ活動もスタート。
マスコミも彼らには批判的。
そんな中で書いた詩がレット・イット・ビーだった。
letの意味がもう少し強くて
あるがままにさせてくれ、ほっといてくれ
という強い意味だったのではないかと想像している。
だから、皇族絡みの青年が「レット・イット・ビー」と言えば
私はネガティブな意味に捉えてしまうわけだ。
彼は海外留学もしているし、私なんかの数十倍の英語のスキルがあるわけで。
その上、多くの知識人が何もコメントしないところを見ると
私の思い込みだけということか。