梅雨末期の大雨

今朝の島根、夕刻の福岡大分ととんでもない大雨だそうだ。
時間雨量が100ミリを超えるという。
時間雨量が30ミリ、24時間雨量が100ミリを超えれば
災害が起きる危険性があるという、ことから考えれば
特別警報は妥当だろう。
梅雨末期の災害としては長崎豪雨が思い出される。
時間雨量が200ミリという大変な豪雨だったそうだ。
基本的には梅雨末期はこのような豪雨災害が起きやすい、
毎年どこかで起きている。
さらに8月末の夏の終わりにも最近は豪雨災害が起きている。
茨城の常総市、3年前の広島では70人以上の死者を出してしまった。
そもそも山岳部が多い日本ではどこで豪雨災害が起きてもおかしくない。
さらにエネルギーを大量消費している今の日本、もしくは近隣諸国の現状では
極端な温暖化が進んで、高温、大量の水蒸気というのは普通のこと。
気象条件でどこかで局地的に豪雨災害が起きることになる。
トランプだけでなく、日本や近隣諸国でエネルギー消費を抑えて
経済成長を抑制するなんて誰も考えていないし賛同もしないだろう。
日本はこの数千年、比較的温暖で穏やかな気候というのが定説だったが
いよいよ毎年のように時間雨量が100ミリというニュース。
台風や爆弾低気圧の被害も年々増えている。
それでもエネルギーの大量消費をやめずに突き進むのだろうね。
山が迫る地方都市では災害に苦しみ
平地の都市部に富が集中することになる。
大阪や東京で今回のような豪雨災害が起きない限り、
それで政治家や財界が危機感を持たない限り、
豪雨災害は増え続けるだろう。