かっぱ寿司、食べ放題という「地獄」

ちょっと前から話題になったニュースである。
食べ放題。
貧乏人には甘い響きの言葉である。
かく言う私も180センチ以上の大男。
若い頃は今ほど太ってはいなかったが食べる量はハンパなかった。
それこそ、アチラコチラでバイキング荒し、食べ放題荒しをしていた。
とは言っても、フードファイターみたいな量を食べたわけではないが。
それでも、自宅で1日5合は食べていたわけで。
両親には迷惑をかけた。
話がそれた。
昭和の時代は寿司や焼肉は高級だった。
それを食べ放題と郊外でスタミナナントカなどのレストランが人気になる。
そして、回転寿司の登場。
2カン100円はスーパーのパック寿司より安い。
記事を読むと
実際回転寿司の原価率は高く46から49%とある。
一般的な飲食店が25%からするとかなり高い。
とある。
客単価を上げて回転を良くすることが命題。
昼前後に随分並んでいるなあ、と思われるくらいが普通なのである。
さらに驚いたのが、街のお寿司屋さんが減って、業態としては
回転寿司が寿司屋の基本的な店舗となっているそうだ。
もう1つ
たまに回転寿司に行って思うこと。
昼前後は混んでいるな、は普通にみんな思っている。
さらに、
みんなけっこう食べているな。である。
どのテーブルもお皿がこれでもかと積み上がっている。
データでは女性が8皿台、男性が12皿が平均だとか。
私はいいおっさんなので5皿から8皿くらいかな。
かっぱ寿司の設定した食べ放題は1500円台。
もちろん注文する人はそれ以上食べるのだろうけど。
そもそもが回転寿司は一皿100円。
食べ放題か食べたいだけ食べたかで金額に大差は無いのではないかな。
それを言ったら元も子もないか。(笑)
もともと高価ではない寿司をもとを取ったかどうかを
気にしながら食べるというのはおっさんの私には楽しくないなあ。