空飛ぶ自動車

バックトゥザフィチャーでも、手塚治虫の漫画でも
空飛ぶ自動車は未来の象徴。
そこで、いつの時代もぶつかるのが「どうやって浮かぶか」である。
80年代から90年代にかけては、翼が出てきてジェットエンジンで飛ぶ。
これはある程度の初速が必要となってただの飛行機。
自動車の利便性はない。
かと言って、ふわっと浮かぶ技術は相変わらず発明されない。
と、2010年代になってドローンが脚光を浴びる。
早い話がプロペラならふわっと浮かぶわけだ。
16世紀のダビンチが夢見たヘリコプターの技術が結局未来の技術となったようで
トヨタを始めとして多くの国や企業がプロペラ方式の空飛ぶクルマを目指している。
60年代にサンダーバードで夢見たジェット噴射によるVTOL
それが当時実用化されていた回転翼機の技術が60年経って使われるわけで。
さらに、70年代に藤子不二雄ドラえもんで登場するタケコプターが
今のドローンに近い感じがする。
このペースで話が進めば、飛行機の時代の前は飛行船、気球の時代であったことから
いずれ形は違うにしてもヘリウムガスを使って浮力を得た乗り物が
次の時代の乗り物になるのかもしれない。
大量の液体燃料を使うジェット機は姿を消すのかもね。