過労死

新年度になり新入社員のネタがテレビで散見する。
必ずと言っていいほど出てくるのが電通だ。
例の女の子が自殺したという話。
関連して、いろいろなニュースやコメントがネットでみられる。
今日みたのは「逃げる」というネタ。
逃げるというと聞こえは悪いが…という話なんだけど。
基本的に仕事というのは最大限の努力と集中力で成り立っている。
8割とか5割では許してもらえない。
精神的に限界だからと、出力を8割にすれば
「もっとガンバレよ」となるわけで。
さらに追い詰められて「辞めます」と言えば、とりあえず開放されるだろうけど
その後どうするのか、という話になればなんの補償もない。
辞めたら最期、後の何十年の人生は惨憺たるものになりかねない。
中には新しい人生でうまくいく人もいるだろうが、その可能性は極めて低い。
家庭を持ったり子供がいたりすれば、もう逃げられない。
もし会社辞めて過労死は防げても、つらい日々は続くのである。
自分にあった職業、職場というのが理想論だが。
昨日、人気女子アナのカトパンがバラエティに出ていたが
たいした趣味はないそうである。
仕事が大好きな人は、それが趣味だから何の問題もない。
私のように社会不適合者がなんとか生き残るには
自分を助ける趣味を持つことが大切だろうね。
アイドルに稼ぎと休日の全てを使ってしまうというオタクをテレビで見るが
社会不適合者のそれなりの生き方なんだな。
自殺するより、会社を辞めて生活保護になるより、よほどマシということなんだろう。
実際のテレビ番組では「こんなオバカが」という論調なんだけど
こういう選択肢がある、という編集なら多くの過労死が防げるかもしれない。