ディズニーピクサー、アーロと少年

ズートピアに引き続きアーロと少年を観た。
まず良かったのが話の設定。
6500万年前(6600万年前というのが新しい定説のようだが)
隕石が地球に衝突、、しなかったという設定。
したがって、地球上から恐竜が絶滅しない。
さらに数百万年後というのがこの映画の時代背景である。
考古学では恐竜絶滅後、哺乳類の時代となるはずである。
恐竜が生き残った上、哺乳類も予定通り進化して人類が出てきてしまった、
というところで題名のように恐竜と人間の共生
ところが、恐竜のほうが先なので進化も順番も恐竜のほうが先。
恐竜は知能をもち、言葉を使い、集団で農作をする。
人間は言葉が使えず四足で歩く。
という、ちょっと考古学をかじった人ならなるほどと思う設定なんだな。
この辺はウォーリーと一緒で素晴らしい時代設定なんだけど、
トーリーは比較的陳腐なテーマの普通の子供映画、勇気とか友情とか。
途中でちょいと間延びして飽きてしまうところも。
それでも
ディズニーピクサーの最新映像はその緻密さに磨きがかかっている。
そのCG描写を見るだけでもこの作品の価値はある。