安全と安心

都議会の百条委員会のニュースを見ていた。
小池都知事の一連の行動は理解をしているが
訴えられた側の話をきいているとそうでもなくなってきた。
小池都知事のツッコミどころは安全と安心である。
それに関しては今のところ彼女の言うとおりだ。
しかしながら、何を持って安全と安心というのか、という科学的な話になると
都心の埋立地、その他の地域においても全て検証されているわけではない。
東京東部の下町、ものすごい勢いで再開発がすすんで高層マンションが建つ。
昭和の人なら知っているが、千住のお化け煙突にしても新小岩付近にしても
もともとは工場などがあった場所だ。
地質や地下水を調べればとんでもないことになるはずである。
言われているように築地の地下もあてにならないわけで。
その中で何を持って安全安心というのか。
本当の安全と安心を求めるのなら、南アルプスの麓の地域当たりが良いと思う。
買う方は商業地から行かなければならないからやっぱりダメか。
安全と引き換えに食料品の値段は倍になるだろうけどね。
ちなみに
私が住む郊外、まわりは畑が多かった地域ではあるが
近所の井戸水の水質が悪く、飲むのには適さない、というお達しがあったとか。
我が家は井戸など利用していないから関係ないが、
近所に市場ができるとなれば「不適」となるのだろうか。