トヨタ店でミライ、PHV、HVの乗り比べ試乗会をやっていた。
そんなに混んでいないとのことで、出かけた。
1.ミライ
燃料電池自動車である。
本物を初めて見た。そして乗った。
車体が大柄なのは知っていたが、内装は豪華、高級車である。
シートもいいものを使っているようだ。
運転の仕方、始動のやり方に何か儀式はあるのかときくと
ノーマルのプリウスと全く同じだと言われた。
それどころか、パーキングブレーキは足踏式。
今時の高級車は自動解除なんだけどね。
走り出すと、いかにもEVである。
燃料電池自動車といってもそれはエネルギーの出処であって
パワートレインはモーターである。
電圧とモーターの出力で性能は決まる。
想像以上に動力性能は良かった。
パワーモードのボタンを押すように言われた。
ガソリン車ならシフトタイミングが変わってエンジンが唸るだけなんだけど。
目からウロコが。
加速力が違うのである。エンジンを載せ替えたようだ。
多分200馬力クラスの86より速いのではないか。
重さを感じるもののコーナリングもロールを抑えて安定している。
サスのストロークも十分あり、安っぽさがない。
800万円の価値があるかはもう少し試乗してみないとなんとも。
新しい乗り物だからねえ。
もう1つ
戻ってくると、後部下の排気管のあるべき場所を見ろと言われる。
ポタポタと水が落ちている。
燃料電池だから水が生成するのはわかっているが。
車内で操作するとドボドボと水が出てきた。
思ったより水ができるんだねえ。
駐車場などに排水設備がない場合のため貯まっている水を吐き出す機能だそうだ。