金正男について

昨日はいろいろな理由をあげて北朝鮮の犯行とはいい難いと書いた。
ああいう殺害のしかたをすれば北朝鮮にとっては都合が悪いことばかり。
そっと殺してそのままどこかに埋めてしまえばいい話だった。
だからあんな公衆の面前での犯行は第三者の力が働いていると。
ところがである。
今のところ、北朝鮮の組織ぐるみの犯行という。
わざわざ自分たちが疑われるやり方をしたということか。
その上、現地警察はおかしいとか、国交の問題まで浮上。
組織ぐるみの割にはあまりにもバカなんだな。
ただ正男を殺したいだけ。
これだけ情報社会でありながら、明治時代のような暗殺を行うものだろうか。
一つは情報統制で北朝鮮の人たちはあまりにも知りうる情報量が少ない。
それと同じ意味だが、きちんとした教育を受けていない。
彼らは真顔で自分たちは悪くないと言うのである。
日本だってそんな時代はあった。
2度の大戦は最たるものだ。
盧溝橋事件だって今回の事件と類似している。
高等教育を受けているはずだった有名大学の学生が
1970年前後にマヌケな事件を起こしいた。
1990年代にはオウムがこんな事件を起こしたっけ。
北朝鮮の自爆も間近なのだろうか。