日産ノートHV試乗

日産の店頭には話題のノートHV、eパワーが置かれている。
営業マンが試乗をさせてくれた。
基本的にエンジンはエクステンダーで発電に専念、動力にはかかわらない。
つまり乗り味はEVということになる。
ディーラーの駐車場を出た瞬間からトルクのある加速。
交通量の少ない直線路でフル加速してみるとこれはすごい。
性質は違うが86と同じぐらいに感じてしまう。
ただし、頭打ちが早い。
実用域は80キロぐらいかな。
もちろん、加速が止まってしまうわけではないが。
加速している途中でエンジンが唸る。
エンジンは発電専用のはずだが。
調べてみると、負荷がかかるとエンジンの発電がインバータを通して直接モーターへ、とのこと。
アクアのようにエンジンの振動が不快に感じることはなかった。
マイナーチェンジとHVの重量増加などでシャーシやサスペンションを見直したとのことで
ノーマルグレードながらコーナリングの安定感もなかなか。
タイヤをグレードアップすれば良くなるだろう。
一つだけマイナスポイントはパワステのフィーリングだな。
こちらは相変わらず安っぽい。
これ以上クイックにしたらファミリーカーを超えてしまうから、と言われそうだが
ここまでよくできたクルマなら基本性能をもっと上げてもいいように思える。
標準的なオプション込で250万円という。
ライバルアクアフィットよりやや割高という設定だそうだ。
燃費は車内の燃費計を見たが20キロ弱。
ワンオーナーで大事に走れば20キロ台はコンスタントに出るとのことだが
実はアクアフィットもその程度は走るのでアドバンテージにはならないか。
個人的にはノートを推薦する。