豊洲の地下水

ベンゼンなどの有害物質の数値が急に上がった、というニュース。
専門家の中からも「人為的」という意見がちらほら。
何も事情を知らない人が、普通に考えれば
汚染された土壌の地下水が汚染されているということは極めて普通。
土壌改良をした、というていになっていたが、実際はそうでもないらしいし。
つまり汚染土壌の影響が見事になくなっていた、という方が不自然だったということになる。
例え表土を削ったり入れ替えたりしても、自然界は均一に広がろうとする性質
があるから、多少なりとも浸透したり流れたりするはずである。
もう一つ
人為的な測定方法の操作、測定値の操作、が行われたのではないか、ということ。
毎年のように議員や知事が政治資金の不正流用が報道される。
彼らは数字の操作なんてそんなものだ、と心から思っている証拠である。
ところがである。
科学的な数値、測定値は絶対なのである。
例えば気温を測定するとして。
大抵は手に温度計を持って測定する。
多くの人が知っているように、それが5歳ぐらいの子供と2メートルの背の高い人では数値は違う。
風や日差しによっても違うわけで。
そこまで考えて測定するからこそ、正式なデータになりうる。
ここからは推測だが、採水、測定あたりまでは正式だと思う。思いたい。
ところが、数字が出るところで政治資金と同じような不正な操作が行われた。
そもそも、有害物質が無し、絶対安全ありきの測定である。
悪い数字がでたらすべてがアウトになる、という測定なのだから。
当然のことのように、基準値以下で発表し続けたのではないか。
本当の数値を知っていた一部の関係者は真っ青になっていたことだろう。
私の推測は大外れですべて正しい数値で今回急激に上がった、という結論になったら
疑ってごめんなさい。とあらかじめ謝っておきます。