ノー残業デー

例の事件以来、残業の考え方が変わってきた。
ようにみえる。
あくまでも見えるだけだが。
そもそも残業とは何なのか。
企業にしてみれば、余分に働いて下さい。ということだ。
だから手当が出るわけで。
本当に5時で帰ってほしいのなら残業手当など出さなければいい。
企業も人件費削減でいい話のはずだ。
ところが、実際はすごく曖昧なんだな。
少し余分に働くことで収益が上がるのなら企業にとってはいい話。
天秤にかければ収益の勝ち。
さらに働かされる方も収入が増えるわけで、全てが悪い話ではない。
残業を欲している人も少なからずいるということだ。
もう1つ
私の職種は一種の専門職、研究職で、残業手当という制度がない。
それでも、多くの社員はサービス残業している。
休日出勤もしかり。
いやなら転職しろということなんだろう。
○○省の上級公務員、役人たちは手当は出るみたいだがかなりきついらしい。
国会に提出する法案を作るなんていうのは期日までできなければ意味がない。
前にもここで書いたマスコミ(電通も含む)は番組やCMができるまで仕事は終われない。
ものを作り出す仕事は時間で切れないのである。
それを仕事が遅い社員も含めて一律ノー残業とするのは逆に横暴な気もする。
もう1つ
本日、3月上旬までに200通近い会計報告書を作るように言われた。
さらに銀行の入金や振込伝票も同数作るということ。
普通に本来の仕事をした上で残業無しでできるのかなあ。