安物の服

趣味に生きているゆえ、おカネがたくさん必要である。
しかしながら収入はかなり限られている。
したがって普段の生活で切り詰められるところは徹底的に切り詰める。
私の場合、衣服にはカネをかけない。
冬物は3月に、夏物は9月に買うのである。
ちょっと高価なものは1月の福袋で。
私の上着類は5Lというサイズのためまともに購入すると、最新ファッション並にカネがかかる。
とにかくバーゲン、売り尽くしというところでしか買わないのである。
さらに、市内に作業着の卸問屋があって、たまに顔を出す。
数量限定の作業着が安く売っている。
日曜日の午後、珍しく開いていたので嫁さんと立ち寄る。
馴染みの店長が安いのをすすめてくれる。
ズボン5本、防寒ブルゾン、半袖作業着、Tシャツ、それも全て5L。
合わせて2600円だった。
色とかデザインなどどうでもいいのである。
私の着ているものの大半が良くて1000円程度のもの。
あとは数百円。
カネが無いからとヨレヨレのみすぼらしい格好をするのも嫌だから
せめて安物でもおろしたての新品を清潔に着ていたい。
もう一つ
私の頭髪は20年以上、ちょっと長めの坊主頭。
おかげで、整髪料など0円である。
昭和の頃に購入したオーデコロンがたっぷり残っている。
嫁さんは捨ててしまえ、というのだけど記念にとってある。