NHKの鉄道旅番組

30分の旅番組を毎週録画していて、数カ月分まとめてみた。
鉄道旅ということなんだけど、制作している人たちはあまり鉄道がお好きではないらしい。
鉄道のシーンは移動の時のカット割りだけだ。
パラパラ見ていると、なんと地元の路線。
おお、見慣れた景色が。とわくわくしながら見る。
最初の途中下車の駅は我が家から2キロ。
ところが、どう考えてもあのへんにテレビで紹介するようなところはないよなあ。
と、見ていると動物園だそうだ。
そこは知っているけど駅から5キロは離れている。
レポーターは町をブラブラと言っていたが、1時間以上は歩くぞ。
それもなんにもない郊外の県道を。
話が進んで、我が家から500メートルの近い駅。
駅前の見慣れた場所を歩いている。
しかしながら、近くに見るべき場所など無いような。
レポーターは市場に入っていく。
おっと、ここも駅から4キロは離れている。
最寄りの駅は違う路線だよ。
さてさて
この番組の製作は「町」を勘違いしている。
途中下車して町をブラブラ、というのは半径1キロ程度
歩いて行ける範囲のことだろう。
例えば一般的な小学校の学区とか。
ところが、製作者は行政の区分で町を考えている。
片道5キロでも同じ市町村なら「町をブラブラ」なんだろうな。
市町村なんて地図上に書かれた区分で、生活圏とは違うんだけど。
実際に製作者やレポーターがブラブラしていないことがバレバレだ。
民放の方がまだリアルにブラブラしているぞ。