相対的貧困率とは何か:6人に1人が貧困ラインを下回る

先日のNHKニュースでこのネタ。
そこで取材された貧困の映像の中で
「○○が贅沢だ」と炎上したという。
そこで専門家がフォローするという事態になった。
私が読んだ記事では
カネが無くて餓死するというのが絶対的貧困。
ギリギリの生活費はあるが、通学や進学などに支障があるのが相対的貧困。
NHKの映像ではこのご時世にエアコン無しの生活は相対的貧困に該当とあった。
データとしては、一人名目値で122万円の年収に達する時給は約583円~587円となり
2人世帯では時給約832円年収換算172万円、
3人世帯では時給約1,015円年収換算212万円、
4人世帯では時給約1,174円年収換算244万円。
親一人子一人の世帯で172万円を下回ると相対的貧困となる。
この金額で家賃や学費を出すのは確かに大変だな。
もう一つ
貧困の理由だ。
子供の不幸は基本的に親の責任だ。
満足な食事や進学ができないというのだから。
ところがNHK問題のように実際の生活には突っ込みどころが多い。
衣食住学が生活の基本なんだな。
それ以外のものに大金を支払うとすればそれはどうかとなる。
エアコンや学費にも困っているというのに、そんなものを買うか??とか。
今時、普通のサラリーマンだって昼食に1000円かける人は少数派だ。
貧困の理由は物事の優先順位がわからない、収支計算ができない、だろう。
テレビでは「税金を使って助けるべき」と口をそろえて言うのだけど
何をどう助けるべきなのか。
例え30万円50万円落としてあげたところで、彼らの大半は今の生活から抜け出せない。
多少の贅沢は経験できても、元の貧困の生活に戻る。あるだけ使ってしまうだろう。
おカネに困っている人を現金で助けることはできない。