花火大会

花火大会の運営が大変だそうで、中止の話がちらほら。
街で子供用の花火を買うとわかるが結構高価なものなんだな。
火をつけるとぱちぱちと10秒とか20秒で終わってしまう。
1000円はほんの数分だ。
そのはかなさが花火の楽しみだといえばそれまでだが。
花火大会ともなれば数千発、数万発というからその費用は大変なものだ。
記事で読んだ内容だと数千万円だとか。
ところが花火大会の費用は数億円になるという。
花火以外の費用というのが警備費用だそうで。
兵庫の将棋倒し事件以来、警備費用がうなぎのぼりだそうで。
基本的に花火大会を楽しむのは無料である。
この無料に人は集まるわけで。
無料に集まるような客だから、警備費用も高く付くわけで。
だったらやめちまえという話になっているらしい。
と、批判的に書いたが夜空に広がる光は確かに美しい。
私たちは炎や光に吸い寄せられるDNAを持っているらしい。
それでも、あの人混みはやはり無理。
ところが、多くの日本人は花火大会にかぎらずあの人混みが好きだというDNAも持っているらしい。
人がたくさんいるというだけでエキサイトする。
高速道路の大渋滞、観光地や有名店の行列も大好き。
普段は2万円のツアーや宿泊費が盆暮れ連休には10万円になっている。
それなのに喜んで支払う人が多数派だということだ。
無料で楽しめる花火大会などどんな苦痛にも耐えられるということだ。