炎天下で行列、売り切れ続出……宮崎県の食フェスに批判殺到

イベントの内容は、大人4500円(前売り3500円)の入場料で、
100種類以上の九州名物を、食べ放題で楽しめるというもの。
運営側はテント席を約1000席用意し、料理の食数も計算のうえ用意すると態勢を説明。
そしてイベント当日は、地元紙によると約1万人が来場。会場のキャパシティを大きく超える数字だったようで。
というニュース。
3500円、4500円は決して安い金額とは思えないが
この手のイベントに行って食べ放題で腹一杯になりたいという人たちには妥当な金額か。
ひとつめの失敗は運営側
単価はいくらでもいいのだけど、コストと利益の境界線は当然存在する。
ところが、入場券がバカスカ売れることでおカネしか目に入らなくなったわけで。
どれだけ混雑するかは考えなかった。
この手の地方の商工会議所、青年会議所からみのイベントはそんなものだ。
客が入らなければ大赤字。プライドも傷つく。
今回のように盛況になれば後先考えずに大喜びする。という構図だ。
田舎者の宿命、賑やかなら成功というDNAなんだな。
もう一つは、食べ放題に群がる人たち。
私も大食いゆえ、食べ放題に萌え萌えである。
ところが、実際はそんなに満足感がない。
食べ放題の焼き肉の肉の質は最低ライン。そんなにうまくない。
その上、3000円4000円分食べられるかといえば???である。
実際、単価が500円ぐらいのものを8食も食えるわけがない。
こういうイベントは付加価値がプラスされてコストパフォマンスが成立するのだろうけど。
カネを出した上に混雑の中、並んで飯を食うなんて言うのは
仕事に疲れたサラリーマンがやることではないだろうね。
それでも4500円払って行くというのは、精神的に病んでいるのではないだろうか。
イベントに行くより心療内科へ行くべきだろう。