世界文化遺産

上野の美術館の建物が世界文化遺産に決まったそうだ。
何年か前にルーブル展か何かで入った時に、すごい建物だなあと思った。
私だけでなく歴史的にすごい建物だったわけだ。
京都や奈良や知床が世界遺産というのは、私でもわかりやすいが
ここ数年の世界遺産登録はかなりわかりにくい。
最近の傾向として「地味なところにスポットライトをあてる」感じだな。
その先には、観光収入。カネのため。
ああやってテレビに映っている連中は99%カネのためにしか動かない。
保身や出世もカネのためだしね。
そう考えると、上野の美術館はかなり地味だね。
そもそも年間数百万人が訪れる大観光地のどまんなかだし。
世界遺産登録というニュース以外に得るものが少ない。
そう考えると、石見銀山にしても富岡にしても北九州にしても
最近の世界文化遺産は地味でマニアックだね。
そもそも我々日本人が周知していたものでもない。
ちなみに街を歩く人100人に日本地図を見せて
石見銀山と富岡製糸工場の場所に印をつけてください」とアンケートを取ればいい。
日本人は民度が高いという評価だけど
実際に文化的な民度となると低いということを露呈するだろう。
だから、世界遺産登録が決まってから初めて知る、初めて行くとなるわけで。
そして、せっかくの世界文化遺産に行ったとしても
ソフトクリームを食べながらワイワイガヤガヤ歩くだけで。