オフコース1982.6.30


34年かあ。
この時代を生きていた人ならそれなりに思い出があるだろう。
1982というのがポイント。
テレビがステレオ放送開始。
家庭用ビデオデッキが定価で20万円、売価で15万円で広がり始めた。
ちょうどHiFiが出たのもこの頃。
70年代後半、私はロックに狂っていた頃。
ロックといえばハードロック、ツェッペリン全盛期。
ところがアメリカ西海岸からイーグルスTOTOやボズスキャッグス
ソウルから進化した16ビートはEWF、ドナサマー、マイケルジャクソン、ビージーズ
さらに本家イギリスからはプログレのイエスやピンクフロイド
パンクの走りでデビッドボウイ
80年代に入ってMTVが日本でも放送。MJのスリラーに至る。
そんな中、私の周囲は妹、軽音の友人が「オフコース」と言うのである。
吉田拓郎井上陽水ならまだわかるが、軟弱なオフコースである。
と、拒絶していたが魔の手に捕まってしまう。
ちょうどその頃はさよならからのヒット連発、全盛期の頃でもあった。
1982年友人が武道館に行ってきたという。お前にもおみやげだとオフコースのステッカー。
テレビでNEXTの放送、武道館が伝説であることを知る。
翌年、このライブビデオが発売とのことで購入、18000円。
私が1万円妹が8千円出してベータのテープを購入。
以来、30年以上、年に一度は視聴している。
2001年にDVD発売、ようやく普通の画質と音質を手に入れることに。
今回、購入ではなくBSでオンエア。
アマゾンで検索して理由がわかった。
今年、BDで発売した。
すなわち、HV画質、リマスター音質に期待したのだけど。
画質はリマスターではなかった。
DVDとほぼおなじ、アスペクト比も4:3のままだった。
音質は2007年盤からリマスターとあったが、劇的な感動はなかった。
ライブ自体のクオリティが高いので、こんなもんで十分だろうと思ったのだろうか。
ちなみに
アマゾンDVDコーナーでオフコースの隣にタケちゃんマンブラックデビルのDVDが並んでいた。
時代である。