自民党大勝

安倍首相は憲法改正に国民が同意したとの見解のようだ。
今のままでの平和憲法でも悪くはないが
1940年代と2010年代とではまるで違う。
改正やむなしということなんだろうか。
選挙の日にNHKの新映像の世紀を見ていた。
第二次大戦の悲惨さは誰もが思うことではあるが
終結の1945以降も世界中で戦争が途絶えることはなく多くの悲劇を生み続けている。
自衛隊の日々の活動を見聞きすると、1940年代の平和憲法のままでいいのかと思ってしまうわけで。
さすがにこのような深刻で奥深い論点では18歳にはアピールできないと
アベノミクス効果を論点に選挙戦したようで。
せっかくの平和憲法の改正である。
我々はもう少し戦争と平和について考えるべきだろう。
日本人はついつい第二次大戦での被害ばかりを取り上げてしまうのだけど
東南アジアや中国での軍部の暴走についてもう少し言及してもよい。
中居くん主演の「私は貝になりたい」は良い題材。
さらにアメリカは大戦の後も東南アジアに介入し続ける。
私の大好きなアクション映画「ランボー」がいい。
地獄の黙示録」も好きな映画だ。
どちらもベトナム戦争の狂気を描いている。
そして、新映像の世紀ではキング牧師の事件、前後してケネディ大統領の暗殺。
先週のニュースではアメリカで黒人と白人警官の殺し合い。
本質は50年経っても変わっていない。
憲法改正うんぬんの前に我々はちゃんと戦争と平和を理解しているのか。
理解しようとしているのか。
映画を楽しむだけでもわかることもある。