アクションカメラ、小型カメラ

アクションカメラという小型カメラが売れているという。
よくバラエティタレントがヘルメットにつけているカメラだ。
一昔前には画質が悪くて実用に耐えられないか、
テレビ局で使うような高価なものしかなかったのだけど
スマホカメラの進化にともなって一気に高性能化、低価格化した。
ドローンにつけて、という使い方も有名だし
クルマにはドライブレコーダーとして普及している。
さて、動画カメラの歴史をさかのぼってみよう。
昭和45年頃、まだ家庭用ビデオがなかった時代、
プロ用ビデオテープとして通称弁当箱、シブサンと呼ばれる
最初の(??)カセットタイプのビデオテープができる。
(家庭用とうたっていたようだが)
後に高画質のVHSなどが出てきても、シブサンの画質は良かったな。
これを使ったでかいデッキとケーブルで繋がれたカメラが
最初のビデオムービーカメラになるのだろうか。
あまりの重さに肩掛けはあきらめてカートで引きずって歩いた。
マイクも別なので、よく見るテレビの取材みたいな感じだ。
昭和50年頃ソニーのベータ、松下ビクターのVHSが発売され
いよいよ家庭用のビデオ時代になる。
それでもビデオカメラは相変わらずセパレートタイプ。
それでも何とか肩掛けが可能になったけど。
そして、昭和60年ごろにソニーからベータムービー。
テープからカメラ、バッテリーまでオールインワンで片手で持てる。
この機械を孫が生まれるからと父親が購入すると言い
私が安く購入した記憶がある。定価で25万円以上した。
父は孫を撮影だが、私は旅行に持ちだしたりしていた。
平成に入る頃になると、さらに小型化を求めてテープの規格を変える。
VHS-Cや8ミリムービーが発売、いよいよ戦国時代になる。
私はS-VHSムービー、8ミリ、そしてデジタル記憶ができる8ミリを購入した。
そして、平成20年ごろから記憶媒体がSDカードになって
手のひらに収まるようなカメラが登場。
そして、同時にアクションカメラ、ドライブレコーダーが普及するに至る。
我が家は去年最後となるだろう、SD記録タイプのムービーカメラを購入した。
が、嫁さんはスマホのカメラで動画を撮る。
スマホは撮った映像を整理編集が容易なので仕方がない。