ノーベル賞と地方大学

ノーベル賞続々 地方大に脚光、という記事を見た。
先日はNHKで同じようなネタ。
私は首都圏の理系私立大出身。
地方の国立公立大よりもランク的には下だな。
卒業生は私も含めて公務員になったり行政に近い機関に入ったり
一部は一流企業へとそんなにランクが下だという意識は少ない。
もちろん、いいとこに行く人はそれなりに勉強していることは間違いない。
仕事を始めてからしばらくして、職員の研修の担当になって
自分の母校を会場にしてくれないかと、大学に交渉して承諾された。
早稲田や明治や立教といった有名校出身の同僚が「いい感じだ」と言う。
特に文系がある大きな大学だとキャンパスも広大、学生も多い。
ところが、理系の単科大学だとこじんまり小さくまとまっている。
学生もほぼ全員見たことある顔だし。
マンモス大学の良さもあるだろうけど、キャンパスライフとしては
このくらいの方が楽しめるかもしれないね。
実は、経済の原則からすればこのくらいの小さな大学のほうが
学生一人あたりのコストが少しは高くなると思う。
ある意味手厚いのだね。
おかげで私みたいな半端者も何とか卒業、普通の社会人になれたわけで。
とは言っても、私の母校も例外にもれず少子化のあおりを受けている。
学部や学科を増やしたり、校舎を増設したり。
定員も増やして私の時代よりはワサワサしている感じだけど。
昔が良かったとは言わないが。