新型プリウスはすごいらしい

90年代の初代プリウスを購入した。
HVとはこういうものなのかと感動した。
が、初物ということで友人に自慢する以外に特に長所もなく。
性能はカローラと比べて同等かそれ以下。
我慢しきれず1年半で売却して嫁さんに散々イヤミを言われた。
ベストセラーになった現行プリウスは雲泥の差。
値段相応の乗り心地になった。
走行性能は多少の不満もあるが、かと言って極端な短所もない。
だからこそ長年ベストセラーなわけで。
さて、新型が今年出るそうだが、アクアやカローラとの差別化のため
より大きくより豪華になるだろう。
本体はベースグレードで280万ぐらいになるだろうか。
国内でのライバルとなるとマツダアテンザ、スバルレボーグ、
トヨタマークX、日産はリーフあたりか。
ところが、外車となるとこのクラスには
ゴルフ、ベンツA、ボルボ40、などがあってなかなかの激戦区。
例に上げた3車はビミョーにプリウスより高価である。
コストも含めるとこの車格ではプリウスはお得ということになる。
ところが、ランドマークのゴルフと乗り比べるとちょっと違ってくる。
運転してみるとゴルフの優位性が見えてくる。
最新のゴルフの燃費もかなり良い。
街乗り、遠乗りで話は違ってくるだろうが
現行プリウスでだいたい18から20。ゴルフで9から12というところかな。
ガソリン代は約倍かかることになる。
月に1000キロ走るとすると1000/20で50リットル130円/Lとして6500円。
だいたい月に6000円違うことになる。
2年で13万円。
4年で26万円、買う時のワングレード分の差になる。
ひたすらガソリン代が安ければ良い、という人はプリウスだけど
年間12000キロ以上運転するとなると、運転のしやすさ、安定性の差は大きい。
そもそも、安く走ればいいというなら軽自動車でいいわけで。
クルマに300万円かけるとなれば、どこかにこだわりがあるわけで。
燃費がいいからプリウス、というのはなんか違う気がする。
もし、プリウスのHVではないノーマル2000ccのグレードが200万円で売りだしたとして
(絶対ありえないが)
果たして、デザインと走行性能でプリウスを選ぶだろうか。
(ハンドリングなどの走行性能に興味がない方はスルーして下さい)