堤防決壊は気象庁の予想通り

被災者の皆様にはお見舞い申し上げる。
それとは別に災害が起きるメカニズムについて考えてみた。
その1 特別警報
特別警報というのは甚大な災害が起きるという警報だ。
残念ながら予想通りの結果になった。
その2 常総市
テレビでも言及していたが昭和の終わり頃、小貝川が氾濫。
今回と同じような被害が出ている。
つまり、この地域は何十年に一度は水害が起きるということだ。
その3 低地に住むということ
私の住んでいる地域にも避難勧告が出ていた。
私の家は高台にあるので水害には無縁だが
坂を下ったところでは10年に一度程度、大雨による被害が出ている。
土地を購入する前後にもう少し安い価格の土地を見に行ったこともあったが
近くに川が流れていて、何度か氾濫したことをきいていた。
私ならそういう土地に家を建てようとか住もうとか思わない。
その4 川の近くに住む
立派な堤防があるし、過去に水害を起こしたということもなかったらしい。
それでも、特別警報が出ていて鬼怒川の水位も上がっていたのに
逃げなかった住人が悪いということになってしまう。
ヘリコプターに助けてもらうような状況になるというのは
多くは自己責任の問題になる。
多分、私があそこに住んでいたとしたら、避難しなかっただろうけど。
まさか自分の家の前の堤防が決壊するとは。
というのが、川の近くに住むということなんだろうね。
その5 水害のない土地がいい
近所で床下浸水した家があった。
水害は困る話だけど、常総市のように破壊的な水害はもっと困る。
ここで人生の選択。
何十年に一度の災害なら一生のうちに一度かないか。
だったらイチかバチかで住むのもひとつの考え方だ。
海の近くに住むのはいいけど津波や高潮が起きるかもしれない。
3.11クラスの大災害は数百年に一度。
伊勢湾台風で5000人が高潮で死亡したが
その前後100年で多くの死亡者がでたは高潮は日本で起きていない。
だったら温暖な海の近くに住むというのも悪くない。
ただし、覚悟は必要である。
ヘリコプターで助けられるような災害に巻き込まれるというのはそういうことだ。