<五輪エンブレム>撤回損失は5700万円

記事の最後にあった
組織委によると、この他、東京都と共催した7月24日のエンブレム発表イベント経費が約6900万円に上り
というのに食いついた。
エンブレムがこのように決まった、と広報にのせて終わり。
マスコミにはそれを配ればよい。
ところが、かくも盛大にイベントをやったわけで。
6900万円はすごい金額だ。
誰がどのように拠出したのか知りたいものだ。
よく考えれば、エンブレムが決まりました、というだけである。
6900万円はすごいよね。
もう一つ
近所の子供に聞いた話では、この時期に中学校高校で文化祭があるという。
各クラスや部活で出し物をするそうだが、学校から予算として
2万3万円程度のお金がそれぞれ分配されるそうだ。
総額で100万とか200万円になるらしい。
実際に文化祭に行ってみればダンボールにペンキを塗ったものがほとんどだ。
あんなものに数百万円が全ての学校で投入されているということに驚く。
ところが全国の全ての学校で文化祭が無駄だとは誰も言わない。
多分、五輪に携わる人達は何にいくらお金がかかったとしても
こうしてマスコミや世論から『無駄だ』『損失だ』と叩かれるまでわからないのだろうね。
こういうイベントは政治家やお役人に任せるのではなく
利益追求の一般企業が取り仕切るべきだろう。
そもそも五輪はロス五輪あたりから、国家イベントと言うよりは
集客イベントの色合いが強まっているわけで。
ところが、そのお金、既得権益を手放すまいと、IOCと役人が暗躍している。
日本のお粗末な組織委員会など最たるものだな。