24時間テレビ

ニュースネタはジャニーズ起用について。
別に解説してもらわなくても、そんな理由だろうなとすぐにわかる。
ポイントはそこなんだな。
日テレのコンセプトはわかりやすいということ。
もっと言えば、バカにもわかる、サルにもわかるということだ。
日テレはこのわかりやすさで押している。
チャリティなどの偽善番組はわかりやすさの象徴だ。
バブルの頃のフジテレビ系はその逆。
業界人にうけるネタを連発していた。
例えばもう誰もしらないだろうがひょうきんディレクターズ
裏方のディレクターを表に出して大笑いしていた。
よくよく考えれば何が面白いのか現場の人にしかわからない。
日テレはその頃からジブリと組んで、子供でもわかるというのを売りにしてきた。
その頃から続いているのが24時間テレビなんだな。
70年代から身障者や介護についてやっていたのだから先見性はあったということだ。
しかしながら
私のようにすれた大人はわかりやすい、わざとらしい、あざといというのが大嫌い。
その上に偽善を乗っけられてはもうお腹を壊す。
最近の日テレ情報番組で黄色いTシャツを着た人が出てくるとチャンネルを変える。
とにかくこの土日は日テレを見ないほうがいい。
いやいや、マラソンや障害者など感動することが多いではないか、という人も多かろう。
それはそれで正しい。
あの程度で感動してしまうということから、真面目で抑圧された生活をしている人なんだな。
悪いことではない、そういう人が主流派なのである。