休み明けの雨の日と月曜日は

雨だったのでクルマで出勤したが、湾岸道路はいつもの様に混んでいた。
それもいつもの月曜日のように混んでいた。
少しは空いているかと思っていたが甘かったな。
その上通勤時間は湾岸沿いに強い雨雲。
さて、盆休みは終わったわけだが今年の夏はちょっと特徴的。
初夏の箱根や口永良部島から始まって先週の桜島と観光に直接
影響が出る火山活動があった。
そして、関東沿岸のサメ騒ぎである。
直接食われた人はいないけど。
今年は気象災害はやや少ないと思うが。
先日養老孟司が入っていたことになるが
私達は自然を楽しむ、自然を満喫する、という言葉を間違えている。
多くの日本人は自然と共存していない。
昨日の入間川の増水騒ぎにしても、現場の映像を見るとひどい。
狭い河原に幾つものテントが並び、BBQに明け暮れている。
自然を楽しむという気持ちは実は毛頭ない。
自然を楽しむなんてことは人間のおごりそのものの言葉である。
海に行けばハブクラゲやサメと共存しなきゃいけないし
あるときには津波にも耐え忍ばなければならない。
コンクリートの壁を作ったり土地をかさ上げする大工事は
自然を拒絶する行為だな。
今のままではみんなが自然を軽視してしまう。
私が思うに
観光業者には申し訳ないが、基本的に現地でお金を使わない。
弁当と水筒を持って行って、食べて帰ってくるだけでいい。
これが自然を楽しむことの基本のキ。
ゴミを出さない、無理して持ち帰る必要もない。
2日がかりで山を歩きたければ2日分の弁当と水筒を持っていけばいい。
実際水は水場で補給できるから下調べしていけば良い。
富士山に上りたければ御殿場か河口湖にクルマを置いててくてく登ればいい。
5合目まで観光バスで上る必要はないし、カレーを食ったり
ジュースを買う必要など無いのである。
河原や河川敷でBBQは禁止である。
こいつらのいい話を聞いたことがない。
自然保護と水の事故の一挙両得なんだけど行政は動かないね。
なんたって、自然破壊の観光収入にぶら下がっている人がたくさんいるからね。